舌痛症とは?

~ストレス社会が作る新しいの病気・舌痛症(ぜっつうしょう)とは?~

「舌痛症」とは、口の中の粘膜に生じる原因不明の痛みで口腔内灼熱症候群(バーニングマウス症候群)の一種です。
舌痛症の症状は舌のヒリヒリ、カーッとした痛みや灼熱感で、舌に明らかな炎症や潰瘍などの所見が見られないのが特徴です。

舌痛症の痛みの程度は、軽いものから、日常生活に支障が出るほどの痛みを伴うこともあります。
ここ最近、社会構造の変化により社会的なストレスが発症と密接な関係があることがわかってきています。舌痛症の患者さんは、不安やうつを伴っている場合が少なくなく、仕事場や家庭でのストレスが痛みを増悪させ舌痛症の誘因となることが知られてきています。

また、何らかの病気や良くない習慣などが原因で、舌痛症と同様の痛みを起こすものもあります。

  疾患・・・糖尿病など

 ● 良くない習慣・・・舌を歯に押し当てる、唇をかむ

 ● その他・・・口呼吸・口腔乾燥・不良な(鋭縁のある)補綴物・歯がとがっているなど

舌の痛みや・ヒリヒリ感など、気になる方はご相談下さい。