不定愁訴の原因は噛み合わせかも?
かみ合わせとは
かみ合わせとは、歯の当たり方、頬、舌によって成り立っています。顎がずれるとかみやすい側とかみにくい側に分かれていきます。顎は左右つながっているため、左右それぞれのずれではなく、かみ合わせの歪み「顎のずれ」となるです。顎関節は、頭蓋骨に近いところにあって、重い頭を支えていて、頭頸部の筋肉と密接に関係しており可動域も広いのです。
かみやすい側ばかりで噛んでいると、筋肉の短縮が起こり首の筋肉の収縮が起こり、頭が傾き、首周りの筋肉に緊張が起きます。これが肩こり・首の痛みなどです。
さらに全身を動かす際に、バランスをとるために顎関節は重要な役割を担っているのです。かみやすい側ばかりで噛んでいると全身でバランスを保とうとするため、逆にアンバランスな状態が広がり、背骨がゆがみ、腰に負担がかかり、脚や膝にまで影響が及ぶこともあります。もし検査を受けても原因がわからない肩こり・腰痛・頭痛などでお悩みの場合、噛み合わせが原因かもしれません。