歯と口の機能の重要性
歯と口は、食べることはもちろんコミュニケーションに関わる重要な役割も果たしています。
食事や会話に支障をきたすと、人との付き合いがおっくうになり、家に閉じこもりがちになるなど、身体的にも精神的にも活動力が低下し、高齢者では寝たきりや認知症の引き金になるともいわれています。
また、歯と口の機能のなかでも飲み込む機能(嚥下~えんげ~機能)が低下し誤嚥を繰り返していると、誤嚥性肺炎など命に関わる疾患を引き起こしかねません。
そこで、口腔機能訓練を含めた口腔ケアを日常の習慣として定着させるための取り組みが色々あります。
食べ物は、噛んで(咀嚼)飲み込み(嚥下)消化されてはじめて栄養として摂取されます。
このため、歯と口の機能が低下すると、食物の種類や食事の内容が制限され、
免疫力の低下から病気にかかりやすくなったり、傷の治りが悪くなったりします。
免疫力を保つためにも、栄養バランスを考えた食事を心がけることと、
歯と口の機能を維持することも大切です。
(~歯っけよい残った 8020より~)