「野菜ジュース」は意味がない?
ある著書に「野菜果物と野菜果物ジュースは別物・・・」書かれていました。
普段からあまり野菜を食べない人でも、野菜を手軽に摂れるのが「野菜ジュース」ですが、
「野菜ジュースには意味がない?」「野菜ジュースで補える栄養は?」など、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
野菜ジュースに意味はない?
「野菜ジュースを飲む=生野菜を食べる」ということにはなりません。なぜなら、製造過程で加熱処理を行うため、熱に弱いビタミンCや酵素が減少するからです。また、搾汁によって絞りかすである食物繊維が取り除かれてしまいます。
野菜ジュースに栄養はない?
野菜ジュースニ栄養はないと決めつけるのは早いです。野菜には熱に強いビタミンやミネラルも豊富に含まれていますし、逆に加熱調理したほうが吸収率のよい成分も存在します。ジュースにすることで野菜の体積が減り、効率的に栄養を摂れるのもメリットです。
野菜ジュースの中には、飲みやすくするために砂糖や塩分が加えられた製品があるので注意が必要です。糖分や塩分を摂りすぎないよう、砂糖、食塩、甘味料などが入っていない物を選ぶとよいでしょう。一日に飲む量は、コップ1〜2杯分を目安にしましょう。また、果物の割合が多くなると、その分糖分が増え・カロリーオーバーになりがちです。メタボ予防やダイエットを意識するのであれば、野菜100%のジュースを選択することをおすすめします。