口腔ケアで高齢者の健康確保!!
近年、口腔の状態が糖尿病などの全身疾患と関連することが分かってきています。
「歯科医療がコロナ感染予防になる」と、東京歯科大学の奥田克爾名誉教授が情報を発信されています。
「進行した口腔感染症による免疫機能の低下やオーラルフレイルにより、免疫力の低下で通常では感染することなく生体に症状が出ない微生物によっても、容易に感染を起こし、臓器機能障害・症状が出やすい状態(易感染性宿主)になると、感染リスクが高くなる(日本歯科新聞4/21付より)と指摘。デイケアに通う要介護高齢者へのオーラルケアを実施した場合、インフルエンザの罹患率が低下するといい、新型コロナウイルスでも同様になると発表しています。
鶴見大学の花田信弘教授も、NHKで口腔ケアで新型コロナウイルス肺炎の重症化が予防できることを強調しています。
毎日の歯磨きなどのセルフケアに加えて、定期的な歯科医院での健診やプロフェッショナルケアを組み合わせて、新型コロナウイルスの重症を予防しましょう。