献血の日

今日8月21日は「献血の日」です。1964(昭和39)年8月21日、日本政府は『輸血用血液を献血により確保する体制を確立』することを閣議決定しました。 このことから、毎年8月21日は『献血の日』とされています。(日本赤十字社HPより)

ところで、歯科治療当日を含め、3日以内は献血ができないことをご存じでしょうか?

意外かもしれませんが、歯科治療時の口の中での出血は血液に影響が出やすいですので、献血を避けなくてはいけません。歯石除去でも影響が出ることがあります。

日本赤十字の公式でもこのように発表されています。

出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるため、治療日を含む3日間は献血をご遠慮いただいています。

(日本赤十字公式HPより)

菌血症というのは、血液中に細菌が入ってしまった状態です。健康な人でしたら免疫力があるので回復できますが、輸血が必要な方にはリスクが高くなるのです。なので、歯科治療後の献血は、治療日を含めて3日間あける必要がありますので、気を付けて予定を立てましょう。