舌の老化
舌は筋肉の塊でできています。普段はあまり意識しないでいる舌の動きですか、脚や腰などの筋肉と同様、舌の筋肉も加齢に伴い弱くなっていきます。
舌の機能は、50歳代から徐々に落ち始めます。舌の筋肉は口の中にあって使わない日はないので、衰えをなかなか感じにくいのです。
「活舌が悪くなった」「食べるのが遅くなった」など自覚したり、周りの人から指摘されたりした時は、「舌の老化」のサインです。
食べ物を噛み、飲み込むためには、舌の巧みな動きが大切です。それと「筋力」「持続力」「可動域」も必要で、どれが欠けても舌の機能は落ちていきます。
~月間 クロワッサン特大号より~
舌の衰え度を自分でチェックすることができます。
● 聞き返されることが多くなった
● お茶を飲んでいるとむせてしまう
● 食べやすいものをつい選んでします
● 歯が悪くないのに噛みにくくなった
● おしゃべりがしにくくなった
このような症状があったら、舌が衰えてきている兆候かもです。早めに歯科医院に相談することを
おすすめします。